2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧
欧州宇宙機関(ESA)は30日、火星を周回している探査機マーズ・エクスプレスが、火星大気中に微量のメタンを検出したと発表した。火山か生命体から放出されている可能性があるという。火星の大気は95%が二酸化炭素で、残りは酸素や水蒸気から構成さ…
小児脳死移植について検討している日本小児科学会は29日、15歳以上に限定されている脳死での臓器提供を、「中学生以上」にするべきだなどとする提言を明らかにした。学会は、12、13歳の中学生になれば自己決定能力が十分備わると主張。 提供時には、…
香川県牟礼町の五剣山で1953年に発見されたカタツムリ「イソムラマイマイ」がこのほど、日本貝類学会誌「ビーナス」に記載され、半世紀を経て正式に新種と認知された。 高校3年生の時に採取した高松市郷東町の無職礒村貞成さん(69)は自宅で病気療養…
「俳句」は「心を詠み」、「川柳」は「世間」を詠む、「短歌」は「物語を詠む」と書いてある本を読んだ。なるほど、87へぇ〜だ。言葉は「感情や情報を伝えるという道具」の側面だけではなく、頭の中では「考える道具」という側面も持っている。ミスターGの…
葛飾北斎の「冨嶽三十六景」を生み出した「青」。 その北斎を愛したゴッホの「青」。 そして、ピカソを世に出した「青の時代」の「青」。その青は、錬金術師が偶然作った青「プルシアン・ブルー」だ。一歩使い方を間違えると、他の色を食ってしまう青なので…
植物の種子の休眠状態を解除し、発芽させる遺伝子を発見したと、理化 学研究所植物科学研究センター(横浜市)の研究チームが26日、欧州 分子生物学機構の機関誌「EMBOジャーナル」の電子版に発表した。 雨が多い日本では、収穫前の小麦が発芽してしま…
人類の脳が大きくなった原因につながる遺伝子を、米ペンシルベニア大 などの研究チームが突き止め、25日付の英科学誌「ネイチャー」に発 表する。 この遺伝子は本来、類人猿の強じんなアゴの筋肉を作る働きがあった が、人類では偶然、約240万年前に機…
米航空宇宙局(NASA)は23日、当地の本部で記者会見を行い、火 星探査車オポチュニティーの岩石調査によって、火星にはかつて塩分を 含んだ海が存在し、オポチュニティーの着陸したメリディアニ台地は沿 岸地帯に相当する場所だったとみられると発表し…
日本の潜水調査船「しんかい6500」が、インド洋の深海底(水深約 2500メートル)で、地球で最初に誕生した原始生命に近い細菌群を 発見した。 海洋科学技術センターと北海道大の共同研究グループの調査。300度 以上の熱水と共に水素が噴出する「…
いかりや長介が亡くなられた。その記事にドリフの面々が弔問に行った記事が有り、それぞれの名前の下に年齢が書いてあった。みんなもう70歳に近いんだ。ドリフターズがビートルズの前座を務めたことがあるなんてことも知らない人でも、志村けんの「バカ殿…
「プラシーボ」とは、「薬効効果」を出す成分が入っていない「薬に似 たもの」を言う。 「プラシーボ」は、往々にして、実際に効果を示すことがあるが、その 理由に関する本格的な研究は、何十年間も行なわれてこなかった。 最近になって、精神医学や神経医…
世界各地で、体内時計の逆行に取り組む科学者たちがいる。彼らの研究 は、病気の新たな治療法を探すうえで、クローン胚の利用よりもさらに 先を見据えている。 伝説の「青春の泉」(若返りの泉)を探し求める研究者は、数は少ないが 増加しつつある。だが彼ら…
ブラックホールはどうやら「太っていく」らしい。 2月27日に行われた講演会「ブラックホールのナゾに挑む」で田中靖郎教授(マックスプランク研究所)は「ブラックホールがどんなプロセスで大きくなっていくかが今、旬な話題」と語っている。 ブラックホール…
男性が性的刺激のある写真を見ると、大脳の中で食欲や感情などをつか さどる「扁桃(へんとう)体」などの働きが、女性よりも活発になるこ とが分かった。 米エモリー大学の研究チームが16日までに、実験成果を米科学誌ネイ チャー・ニューロサイエンス(…
『集団的無能』とはひとりひとりの個人には知能が備わっているのに、組織集団として愚かとしか思えない行動をとってしまう現象だ。大企業による組織ぐるみの不正。 ひとりひとりは悪人というわけでもなく、ただ皆が黙認していたという理由で、何年も不正が温…
米国立保健研究所(NIH)は11日、中年以降に発病することが多い 2型糖尿病になりやすい体質を遺伝子レベルで突き止めたと発表した。 DNAがわずかに違うだけで30%もリスクが高まるという。 NIH・国立ヒトゲノム研究所とフィンランド国立公衆衛…
頭を子どものように柔軟にして、視覚能力を発達させるたんぱく質を、 ヘンシュ貴雄・理化学研究所チームリーダーらが発見し、12日付の米 科学誌「サイエンス」に発表した。言語でも同様の物質が存在する可能 性が高まった。ヘンシュさんは「大人になっても…
男女産み分けのために受精卵診断をした大谷産婦人科(神戸市灘区)の 大谷徹郎院長らが7日、東京都内で会見した。 日本産科婦人科学会が会告(指針)で、重い遺伝病に限り受精卵診断の 審査を受けると厳しい条件をつけていることに対し、「女性の自己決定 …
政府は9日、鳥インフルエンザへの対処方法を説明した「国民の皆様 へ」と題する文書をまとめ、都道府県に通知した。 感染拡大を受け、不安や風評が広がっているため、国民に正しい情報 を伝え、冷静に対応してもらうのが狙いだ。政府が国民向けに、感染対 …
米国で西ナイル熱が大流行しているのは、アカイエカのうち人を刺すタ イプと鳥を刺すタイプの交雑によって、両方を刺す系統が生まれ、その 個体数が増えているためと考えられる、と米国立自然史博物館のチーム が5日付の米科学誌サイエンスに発表した。西ナ…
哺乳類が受精卵から育つ過程で、頭の位置はどのようにして決まるの か。大阪大大学院生命機能研究科の大学院生、山本正道さんと濱田博司 教授らのグループが、その仕組みをマウスの実験で解明した。受精卵な どから臓器をつくる再生医療の研究にも役立ちそう…
物質の質量が生まれる仕組みの一つとして予言されていた「クオーク凝 縮」という現象を、東京大学の早野龍五教授や理化学研究所などの研究 チームが実験で確認、米物理学会発行の「フィジカル・レビュー・レタ ーズ」に発表した。 物質の構成要素である陽子…
現在は6度目の大量絶滅時代?=人類の環境破壊に警告−地球研 世界各地の環境調査を行っている民間の地球政策研究所(本部ワシント ン)はこのほど、地球上で現在、動植物のさまざまな種の絶滅が急速に 進んでおり、地球は6度目の大量絶滅時代に向かって進…
米ハーバード大医学部のグループは3日、人体のあらゆる細胞に成長する能力がある胚性幹細胞 (ES細胞)を新たに17株作ることに成功したと発表した。 ブッシュ大統領はES細胞作りを「人間の受精卵を破壊するものだ」と批判。政府が認めた既存のES細…
火星には、昔かなりの水が存在したことが明らかになりつつある。 そうなると、俄然、『生命』がいた可能性が高くなる。もし、「生命の痕跡」でも見つかったらどうなるのだろう?僕は相当ショックを受けると思う。 だって、だってだよ、地球外に初の生命がい…
車椅子の天才科学者 スティーブン・ホーキングと一時期共同研究をしていた科学者にロジャー・ペンローズというおじさんがいる。彼は最初「皇帝の新しい心」で、量子論で人間の心を解明できないとしていた。(っけ?)その後、三人の科学者と討論することによ…