2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

イタリア、エイズの新ワクチンで臨床試験開始

イタリアは、新しいエイズ・ワクチンの臨床試験に入ったことを明らかにした。国連からは、今年のエイズ感染と死亡者数が過去最高になった、との報告が出されている。 2003年に入り、300万人以上がエイズで死亡した。 これより先、タイでもワクチンの…

東京女子医大、遺伝子の差で薬効予想――リウマチ薬で実証

東京女子医科大学とNECなどの共同研究グループは、遺伝情報の個人差を手がかりに薬の効き目を予測できるシステムを開発した。最適な治療法を選べる「テーラーメード医療」の実現を後押しする成果で、リウマチ薬の副作用発生の確率が患者によって約7倍の開…

<遺伝子組み換え>初の表示納豆を販売 札幌のベンチャー企業

札幌市のベンチャー企業「A―HITBio」(池田順子社長)は28日、日本で初めて「遺伝子組み換え」の表示をつけた納豆の販売を開始した。国の審査を経た米国産遺伝子組み換え大豆を使っており、同社は「日本でも遺伝子組み換え作物を使った食品を食べら…

行動:ホルモンが結ぶ信頼の輪

人間を親しくさせる化学物質 信頼は信頼を生む。そして、その背景にはオキシトシンというホルモンが働いている。新たな研究でこんなことが分かった。オキシトシンは体内で情報を伝達する化学物質だが、人間どうしが親密になるのにも役立っているのかもしれな…

関節炎原因解明の手がかり

1個の遺伝子に生じたわずか1個の変異が、マウスの自己免疫性関節炎を引き起こす可能性があるという研究が発表された。この研究は、ある種のヒト慢性関節リウマチの原因と分子機構の解明に役立つかもしれない。坂口志文たちは、SKGマウスという自発的に慢性関…

名も無き人たちへ

治験に多くの名も無き人たちが参加している。 僕らは傲慢になっていないだろうか?http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9874/祝杯を上げながら患者さんの痛みを分かる人がいることを信じているよ。

コレステロール生成を解明 阪大、タンパク質分析で

ある種のタンパク質が細胞内のコレステロールの生成を促す仕組みを、大阪大の米田悦啓教授(細胞生物学)らの研究グループが兵庫県の大型放射光施設「スプリング8」のエックス線で結晶を分析して解明、28日付米科学誌サイエンスに発表した。 この仕組みを…