部下のやる気は上司次第 (1)

企業はそこで働く従業員は、つまり「人」によって構成されています。
どんなに優れた戦略をコンサルティング会社に描かせても、どんなに費用を莫大に使っていても、それを実際に有効なものに仕立てていくのは、現場の従業員です。
そして彼ら・彼女らの中に「完遂の意思」や「改善の意欲」つまり高いモチベーションがなければ、どのような経営努力もそのコストに見合った成果につながりません。

確かに、つい最近まで、まるでIT革命こそがバラ色の将来を実現する救世主であるかのごとく論じられるムキもありました。
しかし、現在では多くの経営者がそのことが単なる幻想であったことを認めています。

企業にとって激しい市場競争を勝ち抜くための最も重要な経営テーマが従業員のモチベーションであること、そしてそのモチベーションをいかに「顧客満足度」の最大化に結びつけるか、この点に尽きます。
では、どうすれば従業員のモチベーションを高めることができるのでしょうか?

「期待理論」によると、モチベーションの高さは「目標の魅力度」X「達成の可能性」によって決まります。

現在、様々な企業で深刻なモチベーション・クライシスが発生しています。
これほど、働く人の「意欲」「やる気」が減衰している時代は過去に例がありません。
何故なら、価値観が多様化する中で、必ずしもおカネとポストが万人にとって魅力的な目標ではなくなったからです。

そこで注目されるのが、「モチベーション・クリエーター」の存在です。
これからは「モチベーション・マネジメント」が必要です。




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