原始生命に近い細菌群
日本の潜水調査船「しんかい6500」が、インド洋の深海底(水深約 2500メートル)で、地球で最初に誕生した原始生命に近い細菌群を 発見した。 海洋科学技術センターと北海道大の共同研究グループの調査。300度 以上の熱水と共に水素が噴出する「熱水孔」から採取した。 見つけたのは、水素と二酸化炭素を取り込みメタンを出す細菌2種類 と、その死がいとメタンを食べる細菌1種類。どの細菌も、酸素に触れ ると死んでしまうことも確認した。 これまでも深海底などの極限環境で酸素を嫌う細菌が見つかっている が、生存には、プランクトンなど有機物が必要だった。酸素も有機物も 要しない微生物の発見は初めて。 約38億年前に原始地球に出現した微生物も、地球の表層を避け、地球 内部から出る物質だけに依存して生きていたと推測されている。太古の 細菌群が深海で相互に依存し合う生態系を築き、生き永らえていた可能 性がある。
第二の宇宙と呼ばれるだけあって、海にも、まだまだ謎が多い。
僕たち生命の生みの親である海に、目を向けると「薬の候補」になるものが、まだウジャウジャあるに違いない。
今回の発見では、全く「酸素」も「有機物」も要求しない生物ということだから、まさしく、原始に生まれた生物に近いものだ。
ところでさ、誰かが、意思をもって、泥と水といろんなものから、生命を作ったとしか思えなくない?
あるいは、石も砂も、水も、ある意思をもっているのかもしれないと思うこともある。
その意思が、生命へと進化させたということもあるだろう。
やがて、そのもとの無機物に戻る僕だが、その無機物が、やはり意思をもって、次も生命を持つようになったら、こんどは・・・・
・・・・ん〜〜〜〜〜〜ん、きみなら、なんに成りたい?
やっぱり人間? それで、やっぱり今と同じ「性」?
それとも、クラゲ? あるいは全く新しい生命体がいい?
生命の根源って、なんだろう。 ここから生命と呼んでいいという一線をひくことができるのだろうか?
これより左は非生命、これより右は生命。 じゃ、その線は何?