2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

社内評論家を育成しているのは誰か?

会議や研修などで『批判だけ』発言する人がいる。発言だけで行動が伴っていない人もいる。 このような評論家、批評家ばかりの会社になると、衰退が始まる。ところで、社内評論家、社内批評家を育てている人が、実は社内にいる。それは、社内評論家、社内批評…

医薬品業界の『2010年問題』

アロウ「『団塊の世代』(だんかいのせだい)の皆様が定年退職される『2010年問題』とか『2007年問題』(今年だ!!)という言葉が有りますね。( 昭和22年-24年生まれの団塊の世代は約670万人!!)」かりん「医薬品業界では、それとは別に『2010年問題…

「治験伝道師」について。実はこれまで見逃していた、圧倒的多数の潜

「治験の活性化」に関連する要員をMECEで分類する(その2) 前回の続きです。 (2)治験実施医療機関に関連するひとを考えてみると・・・・ (A)医療機関の長 (B)治験事務局 (C)IRB事務局(治験審査委員会) (D)IRB委員メンバー (E…

「治験の活性化」に関連する要員をMECEで分類する(その1)

ビジネス上の問題を解決するときに、まず、問題を把握するために『構造化』することがある。詳細は以下の本を参照してください。●マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック(楽天)●マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック(アマゾン) 構造化するた…

今、日本で実施されている治験の数は?

先日、テレビの中で北野武が「阪神・淡路大震災は死者が6000人以上でた地震と言われるが、そうではなく一人が死んだ地震が6000回以上起こったと考えると別の思いが出る」と言っていた。確かにあの阪神・淡路大震災で亡くなられたひとから見れば、「…

「イノベーション25」と「治験活性化」の関係

最近、製薬業界では「医薬品」が安倍内閣総理大臣の「イノベーション25」の1丁目1番地に取り上げられたことがよく言及される。(下記「第166回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説」参照) このことを医薬品業界は「大いに期待されている」と喜…

『不二家問題』と『治験の活性化問題』の共通項

来年の4月(2008年度)の新入社員候補に対する面接試験がもう始まった。それに借り出された僕は試しに僕が面接した全員に同じ問題を問いかけた。「不二家問題の報道を聞いて(見て)、どう思いますか?」すると、全員が信用問題を取り上げた。曰く「食品会…

治験の問題点「遅い子ども用の新薬開発」

製薬協提供TV番組「ゆめの瞬間いのちの一枚」を観て(その2) 昨日(2007/02/12)の「ゆめの瞬間いのちの一枚」を観て思ったことの続きです。子ども用の新薬開発についてです。 昨日の番組では三人の子どもが病気と闘うために薬を利用してることを紹介し…

★「治験、臨床試験の情報サイト」を立ち上げました

ブログからの情報を集めた「治験、臨床試験の情報サイト」を立ち上げました。みなさんも、もし、ご興味がありましたら、ご覧ください。 ↓ ★-------------------------------------★ 治験、臨床試験の情報サイト (新薬開発のために行われる治験や臨床試験に…

改正GCP省令対応問題集 : 治験の原則(1)

問題3.次の文章中のかっこを埋めよ。治験に関する原則的事項としては、次の事項があげられる。製造販売後臨床試験を実施する際も準拠すべきである。 1) 治験は、( )に基づく倫理的原則及び本基準(この省令で定める基準を以下「本基準」という。)を遵守し…

僕たちが治験で死守しないといけないもの

不二家の事件で関係者から出てくる言葉に「認識が甘かった」という言葉がある。これは「そういう認識が無かった」わけではない。 「それを認識していたけれど、対応が、考え方が甘かった」ということだろう。 知っていたけれど、まぁ、大丈夫、大丈夫という…

「治験活性化シンポジウム」(主催:社団法人日本医師会 治験促進セ

「治験活性化シンポジウム」(主催:社団法人日本医師会 治験促進センター)が有ります。 日 時:平成19年3月17日(土)13:00-16:00 場 所:日本医師会館 大講堂 (東京都文京区本駒込2-28-16) プログラム: 第一部:講演 1. 次期治験活性化計画について(…

僕の「治験活性化5ヵ年計画」

まず「治験」という名前をより多くの人に知ってもらうために、「治験日記」や「治験とは」とか「治験の話」とか「治験入門」などといったブログを今月(2月)中に新たに20本以上立ち上げ、少なくとも2ヶ月間は頻繁に(最低でも1週間に1回)更新するこ…

もちろん治験の活性化はあなたしだいです

治験事務局、IRB事務局の皆さんには、今の日本の治験をフルサポートしているのは(実質、動かしているのは)自分なんだと知っておいて欲しい。あんなに複雑なGCPの手続を滞りなく院内で(しかもほとんど治験に理解を示さない人たちの間で)やってくだ…