徒然なるままに

越後の愚僧

江戸時代、越後にある禅僧がいた。大の子ども好きで、よく手まりをした。 かくれんぼをして、そのまま寝てしまい、村人が大騒ぎをして、その禅僧を探した。結婚式に呼ばれ、何かめでたいことを書いてくれと言われ「親が死に、子どもが死に、孫が死ぬ」と書い…

新入生と教職員朝食共に 新生活の不安解消に鳥取大

鳥取大(鳥取市)が4月、新入生が抱く新生活の不安解消のため、教職員が新入生と朝食を共にするユニークな取り組みを始める。 無料利用券を配布。朝食を取る習慣を身につけさせ、一時限目講義の出席率を高めようとの狙いもある。 同大厚生課によると、朝食…

言葉の使い道

「俳句」は「心を詠み」、「川柳」は「世間」を詠む、「短歌」は「物語を詠む」と書いてある本を読んだ。なるほど、87へぇ〜だ。言葉は「感情や情報を伝えるという道具」の側面だけではなく、頭の中では「考える道具」という側面も持っている。ミスターGの…

錬金術師が作った狂気の青

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」を生み出した「青」。 その北斎を愛したゴッホの「青」。 そして、ピカソを世に出した「青の時代」の「青」。その青は、錬金術師が偶然作った青「プルシアン・ブルー」だ。一歩使い方を間違えると、他の色を食ってしまう青なので…

ドリフターズのいかりや長介

いかりや長介が亡くなられた。その記事にドリフの面々が弔問に行った記事が有り、それぞれの名前の下に年齢が書いてあった。みんなもう70歳に近いんだ。ドリフターズがビートルズの前座を務めたことがあるなんてことも知らない人でも、志村けんの「バカ殿…

集団的無能---(組織を動か方法)

『集団的無能』とはひとりひとりの個人には知能が備わっているのに、組織集団として愚かとしか思えない行動をとってしまう現象だ。大企業による組織ぐるみの不正。 ひとりひとりは悪人というわけでもなく、ただ皆が黙認していたという理由で、何年も不正が温…

もしも地球外生命の痕跡が見つかったら?

火星には、昔かなりの水が存在したことが明らかになりつつある。 そうなると、俄然、『生命』がいた可能性が高くなる。もし、「生命の痕跡」でも見つかったらどうなるのだろう?僕は相当ショックを受けると思う。 だって、だってだよ、地球外に初の生命がい…

心は量子で語れるか

車椅子の天才科学者 スティーブン・ホーキングと一時期共同研究をしていた科学者にロジャー・ペンローズというおじさんがいる。彼は最初「皇帝の新しい心」で、量子論で人間の心を解明できないとしていた。(っけ?)その後、三人の科学者と討論することによ…

国境を考える(その2)

さっきまで、国境について考えていた。 下の日記の2月29日「土地に柵する馬鹿がいる」(国境を考える その1) ↓ http://www2.diary.ne.jp/user/170266/それをまだ考えている。国境が無くなったら困るだろうか? とりあえず、ネットの中には国境は無い。 …

ネットとリアルの差についての考察

さ〜〜てと、ネットの世界にはまり込んで、はや4年。ネットで知った情報を会社で流したり、会社で起こったことを、日記に書くために、頭の中で整理していたら、別の解決方法が見つかったり、と、楽しい。そもそも「インターネットで情報を有効に集める研修…

凝縮された時間の中で

息をするのを忘れるくらい、凝縮した時間というものが自分の中にある。 仕事をしている時に、周りの音が聞こえなくなる時がある。 気が付くと息をしていなかったり、PCの画面にかぶりついていたり、資料を見つめて椅子を思いっきり引いていたりする。凝縮さ…

雪の結晶と好奇心

「雪は天からの手紙だ」と言ったのは中谷 宇吉郎。 僕が生まれ、育った新潟では「雪下ろしの雷様」が11月末から12月にかけて鳴り響く。 深夜、急に街から音が消える。 カーテンを開けると、ボサボサと大粒の雪が降っている。 雪は音を吸収し、音を消し去…

無礼講とアイディア---教授からの教え

大学の恩師(チャキチャキの江戸っ子女性教授)からは、多くの技術を学んだ。 もちろん、有機化学の知識や手法も当然だが、それ以外にも、現在の僕を支えてくれている恩師の言葉がある。まず---「よく飲み屋なんかで、今日は無礼講とか言うでしょう?あれは…