理科は実生活に役立たないといけないのか?(2)

自分のことを考えてみた。

小学生の頃、理科は大好きな科目だった。
でも、実生活に役立つかどうかなんて、聞かれなかったので、そんなことすら考えなかった。
ただただ、面白かった。
特に実験は子ども心をくすぐるよ。

一番最初に印象として残っているのは、朝顔や向日葵を育てて、その観察日記を書くことだ。
朝顔の双葉と本葉の違いや、つたがクルクル回っていく姿が面白かったな。


でも、最も僕の心をひきつけたのは、リトマス試験紙だった。
水や物には酸性とアリカリ性が有り、それが「赤い紙」を青くしたり、「青い紙」を赤くする。

目にも鮮やかにね。まるで「手品だ!」と思った。 
どういうことなんだ? さっぱり分からないけれど、とにかく面白い!と思った。

それが、実生活に役立つかどうかなんて、クソ食らえ! だ。