世界の屋根に鉄道敷設


中国が大西部開発の目玉事業として建設を進めている青蔵鉄道青海省ゴルムド―チベット自治区ラサ間、全長1142キロ)のチベット側工区で、22日からレールの敷設工事が始まった。

 「世界の屋根」と言われるチベットにはこれまで鉄道が通じておらず、レール敷設は史上初めて。完成すれば世界で最も標高が高い鉄道になる。

 最初のレールが敷かれたのは、青海省境のタングラ峠(海抜5072メートル)をチベット側に下った地点にあるアムド駅で、海抜は富士山より約900メートルも高い4700メートル。青蔵鉄道はすでに全区間のうち約400キロでレールの敷設が終わっており、2007年の開業を目指している。

 中国政府は青蔵鉄道の建設に計262億元(約3400億円)の巨費を投入する予定。交通の不便なチベットの経済・観光開発を促進する一方、分離独立運動が続く同地域の政情安定化も図りたい考えだ。

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これが、SLだったら、石炭が酸素不足で燃えずに、走らないだろうな。

で、誰が、なんのために乗るの?