オスのサガ

大部分のオスがそうであるように、meadow voleというネズミはメスであれば見境いなく性的関係を持ってしまいます。

このプレイボーイネズミの脳(腹側淡蒼球)にバソプレッシン受容体(vasopressin V1a receptor)遺伝子を導入して発現を亢進させると、見境いのない性行動が消失して、一匹のメスに忠誠を尽くすようになることがわかりました。


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「大部分のオスがそうであるように」・・・と果たして、言っていいのだろうか?

バゾプレッシンってさ、確か抗利尿ホルモンだよね。
尿を出ないようにすると、おとなしくなるのか。。。

これまた、なんだかすぐに臨床で使われそうだな。
人間の世界で使うとなると、裏の世界で使われるのかな?
普通に使おうと思っても、『効能効果』をどうとるのよ?

効能効果:あなたに一生、忠誠を尽くすようになります。

でも、その「あなた」は、どの時点での「あなた」なのだ?

まぁ、いっか。そんなのは。 いずれにしても、いろんな研究が成されており、そのうち『なんでも有り』のアシモフや星進一の本が『SF』コーナーではなくて、『ノンフィクション』のコーナーに移るんだろうね。