火星のクレーターで決死の調査始まる

米航空宇宙局(NASA)は8日、火星探査車オポチュニティーを本格的なクレーターの内側へ進入させる作戦を始めた。

二度と外へ出られなくなる危険もある“決死の作戦”だが、火星の「水の歴史」を知る上で貴重なデータが得られると期待されている。

クレーターは直径130メートル。深さは20メートルを超えている。

小惑星か彗星の破片が衝突してできたらしい。

縁から5〜7メートルほど内側に入るだけで、露出している岩石を調べることができる。

予定している進入路の傾斜は20度以下。

地球での試運転で25度までの安全性を確認ずみだが、NASAは慎重にオポチュニティーを進め、米東部時間の9日にもクレーターの中に踏み込ませる予定だ。

オポチュニティーはすでに地表近くに露出した岩石を調べ、かつて火星に大量の水が存在していたことを突き止めた。

今回、より深い部分の岩石を調べることで、さらに昔の火星の環境に迫る。


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“決死の作戦”に挑戦する「火星探査車オポチュニティー」君に、全米「つづり」コンテストで「緊張の余り、倒れてしまったが、すぐに起きあがり、正解を言い当てた」ブディガ君のような、大いなる勇気を期待したい。

僕たちの世界観まで変えそうな発見をしてくれたら、嬉しいよ。たとえば「微生物のいた痕跡」とか。

でも、本当に「痕跡」じゃなくて、本物の生命が存在していたら、僕たちは世界観を変えるだろうか?
変えられるだろうか?

もし、変えられるなら、それは「地球外に生命がいる」と「想像」しても「仮定」しても、世界観を変えられるということじゃないのかな?

で、僕は何を期待しているのか? どう世界観が変わり、それが僕たちにどう影響すると期待しているんだ?

分からない。

・・・・・・分からないから、期待しているんだな。