多くの患者、依然白衣の着用好む
医師は白衣の着用を不快、かつ不潔と考える一方で、患者は依然、着用を好ましいと感じていることが、英国の調査で明らかになった。
ロンドン、ロイヤル・フリー病院の研究グループが、患者276人とさまざまな専門分野と年齢の医師86人からの、アンケート調査回答をまとめた結果わかったもので、医師の白衣の着用を好む患者は、医師の2倍にも及んだ。
主な理由は、医師を見つけやすいというもので、とくに70歳以上の患者と白衣を着用している医師の間で、嗜好が顕著であった。
逆に着用を好まない割合は、30歳から39歳までの患者が一番多かった。
同研究グループは、医療専門家としての目的やプライドのシンボルとして、白衣を見直すオーストラリアでの傾向などを取り上げ、白衣の時代はまだ終わっていないのかも知れないと、まとめている。
調査の詳細は、学術誌“大学院生医学雑誌(Postgraduate Medical Journal)で報告されている。
ちなみに、僕の弟は精神科医をやっているが、ある病院にバイトで行っていた。
診察が終り、帰ろうと門に向かっていたら、慌てて看護婦さんが追いかけてきた。
「勝手に病院を出てはいけませんよ〜〜」
と叫びなら。
その時、弟はトーゼン、白衣を着ていなかったわけだ。
間違われてもしょうがない。