牛丼チェーンの「吉野家」がゲームに

株式会社サクセスは、牛丼チェーンの「吉野家」を題材にしたプレイステーション 2用接客アクション「吉野家」を5月27日に発売する。価格は3,990円。

 PS2吉野家」は、株式会社吉野家ディー・アンド・シーが展開している、同名の牛丼チェーン店をゲーム化したもの。プレーヤーは新人キャストを操作して、接客や盛り付けをアクション形式で行なう。

 ゲームは「接客アクション」と「接客勝負」の2つのパートに分けられている。「接客アクション」では、次々と店を訪れるお客様を席に誘導し、オーダーを受け、品を出していく。お客様を待たせたり品を間違えたりすると好感度が下がり、ゲームオーバーになってしまうので、素早く、正確に品を出していくことが重要。その上で同じ注文のお客様を並べて誘導し、品を「まとめ出し」することで時間が短縮できるというテクニックも用意されている。

 朝、昼、夜の時間帯によってクリア条件が用意されており、時間内に売上目標数や連続成功数を達成することでステージクリアとなる。またその過程で好感度が上がっていくと、牛丼が光り、喜びのあまりお客様が回りだすというユニークなエフェクトも用意されている。

 「接客勝負」は、「吉野家」にこだわりを持つお客様に1対1で接客する。お茶の量やご飯の盛り付け、ネギと肉のバランス、ツユの量などを決めるゲージを、正確な位置でボタンを押して止め、それぞれの具財のバランスが取れた牛丼を作る。そして最後にボタンを連打して「真心」を注入。牛丼の出来上がり状態によって「特上」や「至高」といったグレードがつけられる。

 プレーヤーが操作する新人キャストは、標準的な能力の「吉野牛之助」のほか、ミスのペナルティが低い「大森あかり」、誘導に優れた「特田盛夫」、足の速い「小泉並枝」が使用可能。接客勝負に登場するお客様も、陶芸家や不況にあえぐ社長、高性能ロボットなど実に多彩。独創的なキャラクタも本作の見所といえる。

 このほか、「吉野家アラカルト」というコーナーも設けられており、吉野家に関するクイズが楽しめるほか、1899年から始まる吉野家創業以来の歴史年表も収録されている。

 また同社では、PS2用「吉野家」の購入者向けのプレゼントキャンペーンを実施する。ゲームソフトに同梱されるアンケートハガキを送ると、抽選で80名に「吉野家オリジナルどんぶり」が、200名に「オリジナル巾着」がプレゼントされる。どんぶりは以前、吉野家で実施された「牛丼の日キャンペーン」の特賞景品と同じもので、かなり貴重な吉野家グッズといえる。



ゲーム内でBSE問題が発生しないことを祈ります。