「守護神」のたんぱく質発見=生殖細胞の減数分裂に不可欠−東大

生殖細胞から精子卵子ができる際、染色体の数が半分になる減数分裂が順序正しく行われるよう、染色体同士の接点を守る働きをしているたんぱく質を、東大大学院理学系研究科の渡辺嘉典助教授らが発見し、「シュゴシン(守護神)」と名付けた。
研究成果は19日、英科学誌ネイチャーの電子版に掲載された。
 
体細胞が分裂して増える際にも、シュゴシンと似たたんぱく質が働いていることが判明。
これらのたんぱく質が働かないと、染色体が精子卵子、増殖後の体細胞にでたらめに配分され、多過ぎたり、少なくなってしまうことが分かった。
 
渡辺助教授は「21番染色体の数が1本多く、3本あるために起きるダウン症や、がんができる仕組みの解明に役立つ成果だ」と話している。


確かに、命名通りの働きをする「守護神」だね。
これは、かなり重要な発見だと思う。
特にがん細胞や遺伝病なんかには、大きく貢献しそうな発見だ。

今後を期待したい!