先端医療振興センター、血管内皮前駆細胞を移植する下肢末梢血管再生治療の臨床研究が開始



財団法人先端医療振興財団は、12月17日、先端医療センターで下肢の末梢血管再生治療に関する臨床研究が開始されたことを発表した。

患者から採取した血管内皮前駆細胞を下肢の筋肉中に移植するもので、わが国初の本格的な血管幹細胞移植の臨床研究だ。

血管内皮前駆細胞の採取、移植は既に11月中旬に行われたもので、移植後の患者の状態は良好だという。