乳がんの術前治療
がんの手術前に行う「術前化学療法」が徐々に普及しつつある。
抗がん剤の投与で、がんの約8割が縮小し、2割前後では消失してしまう効果が見られるからだ。
現在、再発乳がんの第一選択薬として使われているタキサン系の抗がん剤ではさらに効果があることも分かり始めている。
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1209gan.html
再発乳がんに対するタキサン系抗がん剤の比較試験結果を欧州臨床腫瘍学会で発表した米テキサス大のピーター・ラブディン助教授は、衛星中継会見で日本からの質問に「術前療法では大きな成果が出ており、ドセタキセルで患者の27%でがんが消失した。治療期間は終わったが、結果を見るためにあと5年待つ必要がある」と述べている。
自分が開発に関わった薬が評価されるのは嬉しい。
開発の時は、大変だっただけにね。