チンパンジーのゲノム地図概要版を公開 米国立ゲノム研

米国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)は10日、チンパンジーのゲノム(全遺伝情報)をまとめたゲノム地図の概要版をインターネット上で公表した。 http://www.nhgri.nih.gov/

現在、国際共同チームが、人間とチンパンジーのゲノムの詳細な比較分析を進めている。結果を数カ月以内に公表する見通しだという。人間とチンパンジーとの比較は、ヒトの進化の研究や新たな医療の開発に役立つ。

東大医科学研究所の榊佳之教授(ゲノム科学)は「チンパンジーのゲノムの大雑把な全体像が分かった点で意義がある。ただ、今回の地図の精度は99.9%。ヒトとの違いや進化の過程を探るには、99.99%以上の精度のデータが必要だ」と話している。

地球上の全生命のゲノム地図ができたら面白い。

今まで、遠い生物種だと思っていたら、意外と近い種だったりしてね。
それに、生命の共通項、今まで以上にが見つかるかもしれない。
あたらしい「セントラルドグマ」が生まれるかも。