治験への支持を得るには?

「治験」に対して一般の人から支持を得るにはどうしたらいいのだろう?


最近、「医療事故(過誤)」が多い。と言っても「事故」そのものが増えたのではなく、「事故の発表」が増えたのだ。

何故、発表が増えたのか? 隠しても隠し切れない時代になったからだと思う。

信頼が失われた病院は、消え去るのみだ。

ドン・キホーテ問題で提示された「薬剤師が薬を売る現場にいる必要性」についても、同じようなことが言える。

厚生労働省や薬剤師会は当然「薬剤師がいないと、薬を正しく使う方法を一般の人に説明ができず、副作用等の安全性から見て問題だ」と発言している。
それに対して規制緩和側は「日頃、薬局で薬の説明を聞いたことがない。説明文書(添付文書)を読めば分かるし、そのほうが詳しい」と反論している。
これは、薬剤師に突きつけられた一般市民からの本音・クレームだ。

さて、治験はどうだろう?
一般の人からは「治験は怖い」という意識が消えただろうか?

一般の人から治験に対する支持を得られなかったら、新薬を世の中に出せないのだから、製薬業界の危機だけじゃなく、本来なら恩恵を受けるはずの患者さんたちにとっても不利益なのだ。

僕たちには、患者さんの利益を考えて、治験の全てを説明する義務がある。自分たちのことを考える前にね。

・・・ということで「医薬品ができるまで」
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9874/