不正行為に関する個人と組織

■今週のテーマは「不正行為に関する個人と組織」です。


くりこ「最近、会社の社長がテレビの前で頭を下げている場面を見ることが多いわね。」

大黒「しかも、社会的に影響が大きい会社が多い。」

社長秘書「ところで、どうして不正行為や捏造や隠し事をするのかしらん?」

るみ子の酒「ひとつには安全性よりも利益優先や効率性優先ということがあるんだと思う。」

オチケン「じゃ、どうして利益優先、効率優先になるのだろう?」

十条「会社、組織が営利団体だからじゃない?」

JOYママ「そういう会社、組織に属していないなら、不正行為や捏造をしないかしらん?」

ぷか「個人にも名誉欲とか権利欲があるから、営利主義の会社に勤めていなかったとしてもデータの捏造ってあると思う。」

カッコ亀井「例えば科学者の例がそれだ。世界中の科学者がしのぎを削っている分野で一番に論文を公表したら、名声が上がる。」

MT「そうだわね。その名声や名誉につられて不正行為やデータ捏造をすることは考えられるわね。」



ぽちりん「自分が所属している組織が、もし、不正行為を行っていたらどうする?」

BECK「例えば、我々の場合、治験のデータを組織ぐるみ、あるいはごく一部の人間の手により捏造される、ということだね?」

ハレ〜「自分の良心に従って、その不正行為には加担しない、というのが最低限でしょう。」

ヨネヤマ「でも、会社の業績や自分が貰う給料のことを考えると、その不正行為を見て見ぬふりをすることも十分、考えられる。」

ちゃちゃ「上司から言われたら、断りきれない、ということもある。」



黒丸「一方においては、個人レベルでマニュアル違反やSOP違反をすることもある。」

フロリス「手続きが煩雑なので、勝手に簡略したりね。これも効率性優先になるかも。」

さら「その場合は、会社や組織が個人を摘発するかどうか、自浄作用の有無に関わってくるわ。」




不正行為の種類と原因

1.組織による不正行為・・・原因:利益優先、効率性優先

2.個人による不正行為・・・原因:名声、名誉欲、効率性優先




かずさ2号「組織ぐるみだろうが、個人によるものであろうが、不正行為を行うひとは、それが絶対にバレない(露呈しない)と思っている。」

みっちーK「最近は内部告発制度を採っている会社もあるわ。」

ピース「ネットの巨大掲示板サイトから問題が発覚する場合もある。」

フクちゃん「バレるからだめでバレないならいい、という話ではないけれどね。」

てぃん「不正は誰だってやっている、と思っているひともいるんじゃないかしら?」

澤田「だけど、それは不正行為を正当化する理由には絶対にならない。」



かき氷「どうしたら、健全な組織、個人になるのだろう?」

のの「ルールの厳格化。もちろん、ルールを厳格化するだけでは駄目で、しっかりと教育が必要なのは言うまでもないわよね。」

トモチカ「なぁなぁ主義や不正行為を許す風土の改革。」

ken2「風土改革の一環として、個人には徹底したコンプライアンス教育。」

吉野川 みなみ「組織に自分の人格まで依存するのはよくないわ。」




不正行為を無くす方法

1.組織による不正行為・・・ルールの厳格化、風土改革、意識改革

2.個人による不正行為・・・コンプライアンス教育の徹底。組織に依存しない自立した個の確立




さりさり「結局、まっとうに生きていけばいいのね。」

ZOO(ズー)「一時的には不利益だと思っても、長い目で見ればミスをミスとして認めたほうがいいんだ。」

デーモン部長「苦いからこそ、コーヒーはコーヒーなんじゃな。」(分かったようで、よー分からん! by ホーライ)