こんな講師は嫌だ(2)
つまらない授業、講義をする講師。
【パターン(その2)】
自分の言いたいことだけを、ひたすら話す講師。
まぁ、ノーベル賞級の素晴らしい内容なら、聞かないでもないが。
百歩譲って、学会で発表できる程度の講演なら許しましょう。
しかし、学校の授業や会社の研修、はたまた業界内での講演では別。
通常は、研修における主役は講師ではなく、受講生や聴衆者だ。
そこをワキマエテ欲しい。
一番、つらいのが当局の講演会。
午後いちの講演は、僕は起きていた試しが無い。
そりゃ、僕のほうが悪いのでしょうが、それにしても、当局の講師はひどい。
理由は分かる。
まず、間違ったことを言ってはいけない立場なので、原稿が有り、それをひたすら読む。
東京会場と大阪会場の2箇所で有る場合は、言っている内容が違うと、問題だ。
そのような理由が有るにしても、もう少し工夫が欲しい。
さらに、当局の講師がひどい理由その2。
講師は聴講者(つまり規制当局に規制される僕ら)が、「聞いて当然」だと思っている。
大切な法律の変更の話しですから、そりゃ、寝ている僕のほうが悪い。
当局の講師は「プレゼン」の研修を受けていないのかもしれないので、置いといて。
企業に勤めている講師は、それで給料を貰っているのだから、こういう態度ではいけません。
受講生や聴講者は、本当は研修なんぞには出たくないのだ。
出ないと卒業できないとか、上司から怒られるとか、SOPで研修を受講する時間が規定されているので、出ているだけなのだ。
そのような聴講生を相手に、自分の言いたいことだけ言っていてはいけません。
じゃ、何を言うのか?
それは、相手が聞きたいことを言えばいいのです。