万引防止ゲート&腕に埋め込んだチップで支払い

総務省は18日、書店やレンタルビデオ店が出入り口に設置しているゲート式の万引防止装置が、埋め込み式の心臓ペースメーカーや除細動器などの医療機器に影響を及ぼす場合があると発表した。
同省は「ゲートの中央を立ち止まらずに通過すれば、深刻な影響はない」と話している。
 
総務省が2002年度から2年間にわたって、万引防止装置や無線LANなど、電波を使うシステム機器が医療機器に及ぼす影響を調査した。
その結果、万引防止装置のゲートから25センチの付近で立ち止まると、ペースメーカーのプログラムが初期状態に戻るケースが確認された。
そのまま放置すると病状が悪化する恐れがある。
また除細動器についても、ゲートから42・5センチ付近でしばらく立ち止まった場合、必要のない電気ショックを心臓に与えてしまい、病状が悪化する恐れがあるという。


一方で・・・・・・

スペイン・バルセロナのナイトクラブ「バハ・ビーチ・クラブ」の常連客が、酔って財布をなくす心配はない。
腕などに埋め込んだ小さなコンピューター・チップをスキャナーにかざすだけで料金が支払えるからだ。
このシステムを利用すれば、現金もクレジットカードも持たずに出かけることができる。

同店が採用しているのは、米フロリダ州アプライド・デジタル・ソリューションズが開発した「ベリチップ」という製品。
米粒大の埋め込み式チップで、本人確認のためのデータが記録されている。
特殊なスキャナーでこれを読み取り、データベースへ送信する仕組みだ。クレジットカードなどの盗用を防ぐ効果もある。
チップを皮下に埋め込む手術には、125ユーロ(約1万7000円)の料金がかかる。

店長のコンラッドチェース氏によると、同店では今年3月から導入を始め、これまでに同氏自身を含めて10人が手術を受けた。
チェース氏はCNNとのインタビューで、「最高のサービスと娯楽を提供するために、新しい技術を活用すべきだというのが私の信念」と強調した。
「チップ埋め込みを希望するお客はたくさんいるはず。ピアスやタトゥー(入れ墨)、シリコンならだれでもやっている時代。チップというのも独創的でいいのでは」とも話す。

ただ一方で、埋め込み式チップの使用については、個人情報の漏えいにつながるとの懸念がある。

また、電子機器を常に身に着けていることへの不安も指摘されている。
チェース氏は「ガラス製なので、体に害はない」と言い切るが、一部の専門家からは「ほかの電子機器と同様、電磁波を浴び続けることによる影響が心配」との声も聞かれる。


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電磁波の影響を受けたくないなら、カミオカデンに行くか、南極大陸の下にもぐりこむかだ。

ありとあらゆるものから、電磁波が発生し、僕たちが見ている下らないテレビの電波も、全て宇宙に放たれている。

遠くから見た地球は、バレーボールとサッカーと野球と戦争と日照りと、2時間サスペンスドラマで成り立っている惑星だと思われているに違いない。

当たらずと言えども、遠からずだ。