★博士の愛した数式  小川 洋子 (著)  新潮社

記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。
頻出する高度な数学的事実の引用が、情緒あふれる物語のトーンを静かに引き締め整える。

著者最高傑作の呼び声高い1冊。
書店とその従業員が推奨する「本屋大賞」の栄えある第1回受賞作。


・・・・・・というフレコミの本を衝動買いして、読み終えた。
静かに酔いしれることができた。

でも、気になることが一つだけ有った。

この本に出てくる「ある公式」について、本当に有るのか? ということだ。

「僕は理系と言ってもな・・・数学のことなんて、もう、すっかり忘れたよ」などと、うだうだ思いながら、ネットで調べていくうちに、やっぱりトンでもない公式なんだということが分かった。


【注意!!】
もし、「博士の愛した数式」を読もうと思っている人は、ここから先は読まないこと。
代わりにここでも読んでくださいませませ → http://www3.diary.ne.jp/user/345124/


【警告!!】
いいかな? 言っちゃって。
代わりにここでも読んでくださいませませ → http://santa-claus.seesaa.net/


【後悔しても、知らないからね】
本当だよ。いい?
代わりにここでも読んでくださいませませ → http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7495/saijiki.htm


【以上、警告終わり】


「ある公式」とは「オイラーの等式」だ。(詳細は検索してください)
検索した先々のページにある言葉を下に並べる。

オイラーの等式は、"人類の至宝"と呼ばれることもある。
・これは人類が発見した数学史上最もうつくしい公式だ。
・あのファインマンさんに至宝とまで云わしめたこの公式。

あ〜〜あ、確かにね。まったく、そのとおりだ。

そこから数学というものを思い浮かべていった・・・・・・。

ピタゴラスの定理アインシュタインの質量とエネルギーの公式、フェルマーの最終定理、円周率のパイ、虚数、ルート、台数の面積の求め方、かけざんのくく、・・・・・・。

なんて、世の中はシンプルで美しくできていることか。
そして、どうして、そんなに簡単の数式でとんでもないことが導けるのだろう?

それは、この世界がそのような成り立ちだから、なのだ。

人間が、それらの公式を「発明」したのではない。 
人間は、たんに、このささやかな世界に隠されていた、ほんの一部を「発見」したにすぎない。

人間が存在していようが、いまいが、関係無い話なのだ。

きっと、これからもまだまだ、世界をひっくりかえすような「数式」が「発見」されるだろう。
そいつは、今、どこかの草むらの影で、昼寝でもしているのかもしれない。

やれやれだ。