ストッキングで血栓を予防 ４月から医療保険を適用

手術や出産の後、血の塊（血栓）が肺動脈に詰まり、死亡する恐れもある「肺血栓塞栓（そくせん）症」について、ストッキングを使った予防法に４月から医療保険が適用されることが１６日、決まった。

同日の中央社会保険医療協議会（厚生労働相の諮問機関）で了承された。

使い方が簡単で１足約３０００円と安価な上、発症率を下げる効果があるという。
　
肺塞栓症は、長時間体を動かさず血流が滞った場合、足の静脈などにできた血栓が引き起こす。血栓症だ。
いわゆるエコノミークラス症候群もその一つ。
　
予防法として手術時などに、一般のストッキングより厚手の医療用ストッキングをはいて足に圧力を加え、血流を良くして血栓ができにくくする。

え〜〜〜〜と、ストッキングよりも「血栓の予防剤（血栓溶解剤）」のほうが効果があるんだよね。
もうすぐ、新しいこの手の薬も承認されことだし、今更、ストッキングなんて遅いよ。

それにさ、僕らが疫学調査をやるまでは、日本人は欧米人に対してオペ後の血栓発生率は低いから問題は無いなんて言っていた学会が、やっと動き出したんだよね。疫学調査はもう５年も前に終わったのにさ。
あの頃は大阪の先生以外は全然興味を示さなかったのにな。

本当に毎度のことながら、動きの遅い学会だ。