体内にICタグ、買い物を決済――米ADSが埋め込み型システム
米アプライド・デジタル・ソリューションズ(ADS、フロリダ州)は、皮膚下に埋め込んだICタグを利用して買い物の決済ができる「ベリペイ」システムを開発した。
クレジット会社や銀行など金融サービス機関と組み、同システムを使った決済サービスの実用化を目指す。
右腕に大きさ12×2.1ミリメートル程度のICタグ「ベリチップ」を埋め込み、チップが固有の識別番号を無線でスキャナーに送信する。
クレジットカードに代わる決済手段のほか、現金自動預け払い機(ATM)で金銭取引をする際の身元確認手段としての利用が考えられている。
人体への埋め込みを可能にしたのは、同社が開発した「バイオボンド」と呼ぶポリプロピレンから作られた物質。
チップの一端に塗られたバイオボンドが体内でチップを固定させる。
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