ジェローム・フリードマン 米マサチューセッツ工科大学教授

1990年、「陽子と重水素核による電子深部非弾性散乱に関する研究」によって、ノーベル物理学賞を受賞。
 
1960年代から70年代にかけてスタンフォード大学にある長さ3.2kmの直線の加速器を使って、電子を高速度で水素などに衝突させる実験を行い、電子の散乱状態を分析することで、陽子や中性子にも内部構造があり、より小さな粒子「クオーク」で構成されていることを証明した。