★未来を変える82人目にならないか?
フランスの若者2人が、世界を旅しながら取材した社会起業家を紹介するエッセイ。
登場するのは、様々な分野でサステナブル・デベロップメント(持続可能な発展)に尽力する80人。
貧困や情報格差を是正し、資源枯渇を食い止め、絶滅の危機にある生物を守り、廃棄物や殺虫剤による公害を防ごうと格闘する世界中のリーダーたちの思想、仕事ぶりを描く。
日本からは、雑草や害虫を食べるカモを活用した農法で有機米を実現した古野隆雄・古野農場主宰、生分解率99.9%の洗剤を販売すると同時に、水、燃料、紙などの資源を毎年5~10%削減しているというサラヤの更家悠介社長が登場する。
2006年ノーベル平和賞受賞、ムハマド・ユヌス(グラミン銀行総裁)らとの出会いなど、読めば読むほど希望がわいてくる。
フランスの若者ふたりが、世界を旅して出会った社会起業家80人の仕事ぶりを紹介するエッセイ風ビジネスノンフィクションだ。
「21世紀型ビジネスは、利益追求と社会貢献を同時に追求することである」という熱いメッセージが全編にあふれ、魅力的な起業家たちの独創的で革新的なビジネスモデルと生きざまは、驚きと静かな感動、そして未来への希望を与えてくれる。
この本の中で紹介されている人は全員が実践主義だ。
社会貢献と企業精神は両立可能だと教えてくれる。
環境や貧困の中にこそ新しいビジネスチャンスを見出せる。
クリエイティブな創造的な取り組みがこんなに行われているのにそこまで知れ渡っていない現実が現状の厳しさを物語っている。
みんなで役に立つ企業をたくさん作ろう!!
だから、きみが未来を変える82人目にならないか?(僕が81人目だ。)
●未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家(アマゾン)