コミュニケーションの問題の本質

コミュニケーションの問題はどこの会社にいってもある。

僕が物心ついてから今日までに5社以上の会社で働いてきたが、どこでも「コミュニケーションが悪い」「意思の疎通がうまくいかない」という言葉を聴いた。

また、ビジネス研修でも必ず「組織風土を改善する」項目として「コミュニケーション」が挙げられている。

今ではe-メールというものがコミュニケーションのツールとして最も使われているのでe-メールにおける伝達方法も重要な研修項目となる。

では、コミュニケーションの問題とは?


【コミュニケーションの問題の本質】

実はコミュニケーションの問題の本質は「言い方、話し方」ではない。
もちろん、「モノには言い方」がある。
また、『コミュニケーションが図れていない』というのは、『情報が伝達していない』状況を指しているが、それは「言った、言わない」という問題が本質ではない。

しかし、もっと肝心なのは、その「モノ」なのだ。

さらに、もっと肝心なのはその「モノ」を理解できる思考能力とその「モノ」を生み出す思考能力なのだ。


「そこの鉛筆を取ってくれ。」というコミュニケーションに問題は生じない。