宇宙は我々の宇宙だけではない

宇宙は「真空の相転移」によって熱い火の玉となって膨張するわけだが、この相転移は、実は一箇所で起こったわけではないらしい。

あちらこちらで無数の宇宙が生れてもおかしくない、という状態が、宇宙誕生の「瞬間」にあったとのこと。

我々のいる宇宙は、その中の一つである。

しかし、この無数の宇宙の間で因果関係が成立しない。
いわゆる相対論でいう「事象の地平」だ。

だから、お互いにとっては、存在しないも同然だ。

存在しないも同然だ、というのと、存在しない、というのは同意義か?