数学者とは
・・・・・・ということで、人前でどう話すかは、さておいて(おい!)、やっぱりエルデシュおじさんだ。
数学者は一体、何を求めて、数学を研究しているのだろう?
それは「深い洞察力を必要とし、互いに関連性がある対象」だ。
たとえば、数学の中には、みなさんがお馴染みのパイが有る。あの例の3.141・・・・と永遠と続く数字。
これは、もともと円周を直径で割った値で、どんな円でも必ず、このパイの値になる。
ここまでは、誰でも中学校で習って知っている。
ところが!! これがなんと驚くなかれ、平行線とも関係しているのだ。
え? なんでパイが平行線と関係しているのかだって?
でしょ?
あのね、1777年、ビュフォン伯爵という人が、平行線をいくつも引いた紙の上に一本の針をおとした場合、針が線の上に落ちる可能性を算出する公式を作り出し(そもそも、そんなもんの公式を求めようということが「数学者」だ)、その公式の中に、なんとパイが出てくるらしい。
何故、そうなるかはここをご覧ください(↓)
http://www.kwansei.ac.jp/hs/z90010/sugakuc/toukei/buffon/buffon.htm
ビュフォン伯爵については(↓)
http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b16/buffon_cont.html
あるいは(↓)
http://www.kousakusha.co.jp/BOOK/ISBN4-87502-190-9.html
ね、どうして?
どうしてって、そういうふうに世界が作られているからなのだ。