木簡に関節痛“処方せん”

奈良県橿原市の藤原宮(694−710年)跡で、関節痛に効く薬酒の処方せんや、宮内警備を担当する衛士の勤務表などが書かれた木簡5000点以上が見つかったことが8日、分かった。
 
奈良文化財研究所によると、中国・唐で7世紀中ごろに完成した医学書「千金要方」に収録された薬酒の処方と一致。

同県明日香村の飛鳥京苑池(えんち)跡でも7世紀後半の処方せん木簡が見つかっており、当時の宮内の医療水準や警備状況を知る貴重な手掛かりになりそうだ。
 
木簡は政務の中心だった朝堂院そばの溝跡から出土した。

“処方せん”が書かれてたのは1点で、長さ27センチ。
表に四肢やひじの痛みに効く「秦膠酒」という薬酒名と効能、裏には「天門冬(クサスギカズラ)三両、独活(ウド)五両」などと薬酒の材料や配合方法が記されていた



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694年と言えば、今から1300年前だ。
やっぱり、ホーライ製薬のキャッチコピーにした「私たちは1300年前から薬を探しています」というのは、合っていたわけだ。

どんな時代になろうとも、病気の苦しみは、苦しいのだ。

あれから1300年たって、どれくらいの病気の薬が出来たのだろうか?
1300年前より、ましだといいのだが。。。。