ICタグ

 
「大根がしゃべるんですよ」−。麻生太郎総務相は22日、谷垣禎一財務相復活折衝した際、超小型のICタグ(電子荷札)を張り付けた大根や本などを持ち込み、異例の実演を行った。
 
総務相は、いつでもどこでもコンピューターネットワークに接続できる「ユビキタス社会」の身近な例として披露。大根に専用読み取り機をかざすと、生産地などのデータが表示された。読み取り機から「私が育てました」と生産者の音声まで流れ、周囲を沸かせた。
 
総務相は折衝後の会見で「今は1個10円だが、将来1円まで安くしてもらいたい」とICタグの普及に期待を表明。ジュネーブで開かれた世界情報社会サミットでも、同様のパフォーマンスをしたことを明かした。

「世界中の大臣や首脳らが口を開けていた」と自慢げな様子だった。

そうそう、現物を見せるのが、素人には一番だ!