『ブログを持ったサル』
人間の動物学的生態を解説した本には有名な「裸のサル」がある。
もちろん、僕たちは「単純」に毛が無いだけのサルだ。(少なくとも僕は。)
僕の本能的行動はほとんど高尾山にいるニホンザルと一緒だし、理性的行動(があるとしたならば)も、せいぜいが上野動物園のチンパンジーと一緒だ。
(一緒だと思っているのは僕のほうだけで、もし、そのことを聞いたらニホンザルもチンパンジーも反対の意を表明するかもしれないが。)
また、数年前に出た本で「ケータイを持ったサル」がある。
もちろん、僕は携帯を持ったサルだ。
だからと言って、高尾山のニホンザルに携帯を持たせたら、そのまま僕になるかというと、そうは問屋がおろさない。
なぜならば、僕はブログを持ったサルだからである。
じゃ、それでは『ブログを持ったサル』の生態はどうなっているのか、だが、これがまた、